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宗派:真言宗高野派
本尊:阿弥陀如来
真言:「おん あみりた ていせい からうん」
詠歌:「人間の 八苦を早く 離れなば 到らん方は 九品十楽」
縁起:弘法大師がこの谷を行脚中に、阿弥陀様があらわれましたので、この地に堂宇を建て、阿弥陀様のお姿を刻み、本尊とされました。樟で刻まれたご本尊は、阿弥陀如来が極楽浄土で瞑想にふけっておられるお姿です。人間が極楽浄土で受ける十の喜びが得られるように、十の光明に輝く楽しみがありますように、というところから光明山・十楽寺と名付けられました。
かつては山奥の谷あいにありましたが、戦乱のため焼け、現在のところに移ったものです。
本堂です。