住所:徳島県徳島市国府町井戸字北屋敷80‐1
宗派:真言宗善通寺派
本尊:七仏薬師如来
真言:「おん ころころ せんだり まとぅぎ そわか」
詠歌:「面影を 映して見れば 井戸の水 結べば胸の 垢や落ちなむ」
縁起:飛鳥時代の白鳳年問、天武天皇の勅願により開かれたお寺で、本尊の七仏薬師如来は聖徳太子の作と伝えられ、国の重要文化財に指定されています。弘法大師巡錫のみぎり、このあたりが水に恵まれないことを聞き、杖をついて一夜のうちに井戸を堀り、井戸に自分の姿を映されたところから井戸寺と呼ばれるようになったものです。今も残る境内の井戸をのぞいて自分の姿が映れば、その一年は無病息災だと言われています。