住所:徳島県徳島市一宮町西丁263

      宗派:真言宗大覚寺派

      本尊:十一面観世音菩薩

      真言:「おん まか きゃろりきゃ そわか」

      詠歌:「阿波の国 一の宮とは ゆうだすき かけて頼めや この世後の世」

      縁起:弘法大師巡錫の時、大日如来があらわれ、「この地は霊地なれば、一宇を建立すべし」とのお告げがありましたのでお堂を建てて大日如来を刻まれたのがはじまりです。昔は神仏混交といいまして、神様と仏様は一緒に祀られておりました。それが明治のはじめ、神仏分離によって、お宮とお寺にはっきり分れたわけです。この大日寺は、昔は阿波一の宮の別当職として一の宮を管理していました。今でも道をはさんでお宮とお寺が向いあっており、昔の名残りをとどめています。
神仏分離の時に、阿波一の宮神社の十一面観世音菩薩(行基菩薩作)を大日寺に移して本尊としましたので、大日如来は脇仏となっています。




本堂です。

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