皆さんもテレビや映画で、白い装束に身を包み、杖をついて巡礼するお遍路さんの姿をご覧になったことがあるでしょう。お遍路さんのあの装束や持ち物には、一つ一つに呼び名と意味があります。

金剛杖(こんごうづえ)
お大師さまは「同行二人」と刻まれた金剛杖を通して、
巡礼を見守ってくださいます。
菅笠(すげがさ)
お遍路さんの正装で、日除けのためにかぶります。
輪袈裟(わげさ)
略式の袈裟です。
白衣(びゃくえ)
白装束には身を清める意味があります。
僧侶の黒衣に対して俗人が着る服です。
札狭(ふださし=納札入れ)
札所に納める納札の入れ物です。
持鈴(もちすず)
鈴の音は煩悩を払いのけて、清浄な心の活動を
助けると言われています。
ズタ袋(ずたぶくろ)
お賽銭、経本、ロウソク、線香など、旅に必要な
小物を入れる袋です。
数珠(じゅず)
仏様を拝む時に手にかけます。
その他
手甲、脚半、地下足袋など、昔ながらの旅装束です。
 

最後の第八十八番札所、大窪寺にての記念写真

第五十二番札所、太山寺にての参拝風景

inserted by FC2 system