住所:香川県三豊郡豊中町本山甲1445

      宗派:真言宗高野派

      本尊:馬頭観音

      真言:「おん あみりと どはんば うん はった そわか」

      詠歌:「本山に 誰か植えける 花なれや 春こそ手折れ たむけにぞなる」

      縁起:奈良時代、平城天皇の勅願により、弘法大師が創建されたお寺です。昔は七堂伽藍が備わり、2,000石を領する大きいお寺でした。
四国のお寺は戦国時代、長宗我部の戦乱のためほとんど焼かれてしまいましたが、この本山寺は平地にあるのに不思議に焼け残りました。言い伝えによりますと、長宗我部の兵が本山寺を焼き払わんとしたところ、蜂の大軍が襲いかかり、長宗我部軍を追い払ったそうです。
本堂は今から1170年前の大同2年(807年)、弘法大師が―夜のうちに建立されたと伝えられ、国宝に指定されていますが、松山の52番太山寺の本堂と並ぶ大変立派なものです。




inserted by FC2 system